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 ごあいさつ



この度の東日本大震災で被災された方々及び被災地の方々に心からお見舞い申し上げます。

 さてこの度、第6回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会を担当させて頂く事となり、身に余る光栄に存じております。東北新幹線も再開通し、着々と被災地も復興に向けて前進しているところです。実はこの学会が開催できるかどうかかなりの不安がありましたが、なんとか開催にこぎつける事ができました。ひとえにご関係の皆様のおかげと心から感謝しております。会期は2011年6月16日(木)、17日(金)の2日間です。これまでの総会・学術講演会は土、日に行われる事が多かったのですが、会場の都合で木、金にさせて頂きました。じっくり学会に参加して頂き、週末はゆっくり休養をとっていただければと思います。会場は大宮駅西口から徒歩3分ほどの大宮ソニックシテイで、非常に駅からのアクセスの良い所です。

 本学会のテーマは『育て!小児耳鼻咽喉科医』とさせて頂きたいと思います。昨年、頭頸部がん専門医制度がスタートし、他にも耳鼻咽喉科subspecialtyとしての専門医を検討している学会もあります。小児耳鼻咽喉科学会もいずれはこのような専門医を検討する必要があると思います。しかし、まずたくさんの医師に小児耳鼻咽喉科に興味を持って頂く必要があります。そのような意味でも本学会を日常の小児耳鼻咽喉科医療の問題点、また新しい治療に関する情報など、ご参加いただいた方々がお互いに活発に討論する場に出来ればと思います。その中から小児耳鼻咽喉科医をめざす医師が多数出てくる事を期待しております。

 今回は一般演題に131題と過去最高のお申し込みを頂きました。会員の皆様のご協力に感謝申し上げます。特別講演は、International Journal of Pediatric Otorhinolaryngologyを発刊し第1号から現在にいたるまでEditor-in-ChiefでいらっしゃるRobert Ruben先生と、国際女医会前会長で埼玉医科大学名誉教授の平敷敦子先生にお願い致しました。いずれも楽しいお話が伺える事と思います。シンポジウムIは『反復性中耳炎の危険因子とその対応』を東北大学の小林俊光教授のご司会で、シンポジウムIIは『小児耳鼻咽喉科疾患に対する手術療法の選択』を兵庫医科大学の阪上雅史教授のご司会で企画いたしました。両シンポジウムとも小児科医にもシンポジストとして加わって頂いております。きっととても勉強になり、有益なシンポジウムになると期待しております。その他臨床セミナー2つ、モーニングセミナー1つ、ランチョンセミナー4つを準備いたしました。いずれも小児耳鼻咽喉科診療を行うにあたって知っておくべき必須事項ばかりを選びました。ご期待いただきたいと思います。

 埼玉県は2007年に日本の最高気温40.9℃を記録した熊谷市がある県ですが、6月のさいたま市は比較的過ごしやすい気候です。学会場周囲には2000年以上の歴史のある氷川神社があります。全国に多数ある氷川神社の中では最も由緒ある神社とされ、『武蔵の国一の宮』と定められたそうです。大宮の地名もこの氷川神社に由来します。うっそうとした木々に囲まれた参道は2kmにもわたり、神社への散歩も気分転換に最高と思います。

 懇親会は全国から鉄道ファンが集まる超人気スポット、『鉄道博物館』で開催いたします。歴史的な鉄道列車を眺めながら、ご参加の皆様の交流を深めていたければ思っております。

 それでは多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。


第6回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
会長 飯野ゆき子


参加による基本取得単位
日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医:20単位
日本小児科学会認定専門医:5単位




第6回日本小児耳鼻咽喉科学会事務局
自治医科大学附属さいたま医療センター耳鼻咽喉科
〒330-8503 埼玉県さいたま市大宮区天沼町1-847
TEL:048-647-2111(代表)
FAX:048-648-5188(医局)
ped6th@4580.jp
事務局:吉田尚弘、新鍋晶浩