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 ごあいさつ



 このたび、「第5回日本小児耳鼻咽喉科学会総会ならびに学術講演会」を開催する栄誉に預かりまして大変光栄に存じます。市村恵一理事長はじめ、理事、評議員、役員、会員の皆様には、厚く御礼申し上げます。会期は、平成22年6月26日(土)、27日(日)の2日間で、札幌コンベンションセンターにて開催いたします。小児科と耳鼻咽喉科の接点となる疾患について,いろいろな角度から見つめ直すというコンセプトに基づいて一般演題のほかに,各種のプログラムを企画させていただきました。少し盛りだくさんかもしれませんが,本学会にご参加いただければ最新の知見と臨床に役立つヒントを得られるものと確信いたしております。

 特別講演は、北海道医療大学個体差健康科学研究所・長崎大学名誉教授 新川詔夫先生に「耳あか遺伝子の発見と発現機構―薬剤耐性から東アジア人の大移動までー」というタイトルでお話ししていただきます。小児科疾患の遺伝子解析が耳あかの遺伝子の発見につながり,さらに人類学的な観点から,私たち日本人の起源を明らかするという,壮大なお話が聞けるものと思っております。
シンポジウム1日目は「睡眠時無呼吸症候群」、2日目は「小児の言語発達」について、日常小児診療の耳鼻咽喉科領域における問題点と治療戦略について討論していただく予定です。
ワークショップは旭川医大耳鼻咽喉科原渕保明先生にコーディネートいただき,小児期のいろいろな疾患とかかわりのある「扁桃」の免疫機能と病態について,最新の研究知見を若手の先生方にご発表いただきます。
2日目のモーニングセミナー「小児の気道疾患のマネジメント」は朝8時開始で朝食をご用意しております。川城信子先生の司会でエキスパートの先生方による魅力あるお話ですので、多数のご参加をお待ちしています。
1日目のスポンサーセミナーは、和歌山医大耳鼻咽喉科の山中昇先生には「小児急性中耳炎、鼻副鼻腔炎の診療ガイドライン」について、札幌医科大学小児科の堤裕幸先生には「RSウイルス感染症」について、2日目のランチョンセミナーは国立病院機構東京医療センター臨床研究(感覚器)センターの加我君孝先生に「幼小児のめまい」についてご講演いただく予定です。

 6月の札幌は、天気が良く、過ごしやすい季節です。是非、学会の後は、札幌・北海道の名物と観光を併せてお楽しみいただければと思っております。

 会期が土曜、日曜とご開業の先生方にも出席していただきやすく、日本小児科学会認定の学会のため小児科の先生方にも専門医の学会参加票を提出することができます。本学会が会員の皆様方にとって有意義なものとなるよう教室員一同準備しておりますので、多くの会員の皆様の参加を心からお待ちいたしてしております。

札幌医科大学医学部耳鼻咽喉科
氷見 徹夫

第5回日本小児耳鼻咽喉科学会運営事務局
〒060-8543札幌市中央区南1条西16丁目
TEL:011-611-2111(内線3491)
FAX: 011-615-5405
E-Mail:
shojibi5@sapmed.ac.jp